tochioageの日記

基本的に本・コミックのエッセイとお題で書きたいわ。

   ヤフオクさまで落札した縞木綿の着物。

暑い頃、矢羽と縞と紬の袷と単衣の木綿を買って日陰につるし保管臭を飛ばしていた。普段使いにしたかったので帯も半幅をいくつか。着物は温かいという噂を聞いていたので冬場に着てみようかと考えたのだ。

10月になりいそいそと着てみたら襟先が腰ひもから外れる。サイズが合わない。着物はサイズ気にしなくてもokと思っていたがでも少し大きめで選んだつもりだった。洋服でもひとつ上ので楽に着るのが好きだ。襟先が外れるのは着慣れている人ならなんとかできるものなんだろうか、私には致命的だ。全部外れるなんて・・・。こりゃダメねということで袷三枚はついに片付け木綿の単衣だけが下がっていた。

今年は暖冬かと思っていたがここ二、三日急に寒くなった。単衣もしまおうとハンガーから外しふと思った。着てみようか。冬は割烹着を使うのが習慣で今年もすでに着ていて暖かかった。噂がよみがえる。着物ならもっとあったかいだろう。膝から下がとっても寒くしばれるよう。通販できのう届いたうんと巻けるよう選んだ3エルの巻きスカートは椅子にすわるとはだけて膝からがカバーされない。そこで長い割烹着として木綿の着物を着るのだ。ダウンのズボン、セーターにフリースの袖なしという普段着のまま一番上に着物を着た。すごい着付け!!どの着付けユーチューバーさんもなされていない。沢山着ているせいか襟先が外れない。あったかく噂は本当だった。着物の裾線を長めにとるのがミソかな。長じゅばんを着ていないから着物は傷むだろう。目の詰まった織のしっかりした木綿だけどかすかに光沢のある多分よい品、こんな着られ方して気の毒ではある。人が来たらどうしようというのが目下の悩みだ。